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【2025年版】産業廃棄物とは何か?基礎から重要ポイントまで簡単解説

コラム

【2025年版】産業廃棄物とは何か?基礎から重要ポイントまで簡単解説

2025/04/03

【産業廃棄物とは?基本定義とその重要性をわかりやすく解説】

産業廃棄物とは、事業活動に伴って排出される廃棄物のうち、法令で定められた特定の種類に該当するものを指します。これは家庭ごみ(一般廃棄物)とは異なり、法的な取り扱いや処理方法も厳格に定められているのが特徴です。

本記事では、産業廃棄物の定義、分類、処理フロー、排出事業者の責任、そして処理業者の選定ポイントまで、実務に役立つ視点で解説します。正しい理解と適正な対応を通じて、法令順守と環境保全の両立を目指しましょう。


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産業廃棄物と一般廃棄物の違い

産業廃棄物は、主に事業活動から生じる20種類の廃棄物を指します。
例えば、燃え殻、廃プラスチック類、金属くず、汚泥、廃油などが含まれます。これらは「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃掃法)」で定義されており、業種を問わず、事業活動に起因する限り産業廃棄物に分類されます。

一方、一般廃棄物は家庭から排出されるごみや、事業所のうち個人活動に近い部分から出る紙くずなどが該当します。ポイントは「発生源」と「活動内容」です。同じ種類のごみでも、発生した経緯によって区分が異なります。

産業廃棄物が発生する主な業種

産業廃棄物は、建設業、製造業、医療機関、飲食業など幅広い業種から排出されます。以下は代表例です。

  • 建設業:解体工事によるコンクリートがら、木くず、アスファルトくずなど。
  • 製造業:生産工程で生じる金属くず、汚泥、廃油など。
  • 医療機関:感染性廃棄物(特別管理産業廃棄物)など。
  • 外食産業:廃油や調理くずなど、規模によって産業廃棄物扱いになることもあります。

このように、どの業種でも発生する可能性があり、排出事業者は自社で排出するごみの種類と性質を把握し、正確に分類することが求められます。

産業廃棄物の種類と分別の重要性

産業廃棄物は法律により以下の20種類に分類されています。
各品目について、エコブレインでは詳しい解説記事をご用意しております。リンクから詳細をご確認ください。

正確な分別は、リサイクル促進と不法投棄防止、さらには処理コストの適正化にも直結します。不適切な分別は、再資源化の阻害要因となり、違法処理や環境リスクを引き起こす恐れがあります。


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特別管理産業廃棄物とは

産業廃棄物の中でも、爆発性・毒性・感染性などの性質を持ち、特に人や環境に危害を及ぼすおそれのあるものが「特別管理産業廃棄物」に指定されています。

例:

  • 感染性廃棄物(医療機関など)
  • PCBを含む廃棄物
  • アスベスト含有廃棄物

これらは通常の産業廃棄物以上に厳重な管理と保管、処分が求められます。取り扱いには専門の許可業者への委託が必須です。

詳細は以下の記事をご覧ください。
【2025年版】知らないと危険!企業が理解すべき特別管理産業廃棄物の基礎知識と対応方法


処理プロセスの基本フロー

産業廃棄物は以下の流れで処理されます。

  1. 排出(分別・保管)
  2. 収集・運搬:都道府県・政令市の許可を得た業者が対応
  3. 中間処理:焼却、破砕、圧縮、選別など
  4. 最終処分:埋立て処理や無害化処理

この過程で「再資源化」が可能であれば、その段階でリサイクルされるケースも増えています。排出事業者は、全工程においてマニフェスト制度を活用し、処理状況の把握と記録管理を行う義務があります。

マニフェスト制度と委託の注意点

「産業廃棄物管理票(マニフェスト)」は、廃棄物がどこからどこへ、どう処理されたかを追跡可能にするための管理制度です。排出事業者はマニフェストを発行し、収集・運搬・処理それぞれの業者からの受領報告を確認しなければなりません。

また、処理の委託は「収集運搬業」「中間処理業」「最終処分業」のそれぞれに対して、適切な許認可を確認することが不可欠です。再委託が行われる場合は、事前の承認や監督体制の整備が求められます。


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不法投棄のリスクと排出事業者の責任

たとえ処理を委託していても、不法投棄などの問題が発覚した場合には、排出事業者も責任を問われることがあります。これは「排出事業者責任」と呼ばれ、廃掃法により定められています。

不法投棄がもたらす影響:

  • 環境汚染(大気・水・土壌)
  • 地域住民とのトラブル
  • 社会的信用の失墜
  • 高額な罰金・損害賠償責任

業者選定やマニフェスト管理は、こうしたリスクを防ぐためにも重要です。

処理業者選定のポイント

  1. 許認可の有無と内容
    収集運搬業、処分業の許可証番号や更新状況をチェック。
  2. 実績と信頼性
    実績年数、業種対応の幅、クレーム対応状況なども確認。
  3. 処理フローと施設設備
    中間処理場や最終処分場の設備や技術水準も評価基準となります。
  4. 環境への配慮と情報公開
    リサイクル比率、ISO認証の有無、地域貢献など、透明性も重要な判断軸です。

産業廃棄物をめぐる社会的課題

  • 最終処分場の不足:多くの地域で処分場の容量が逼迫しており、新規開設も住民合意が得にくく、課題化しています。
  • 地域間格差:都心部では処理施設が不足し、地方への依存度が高まっています。
  • 経済活動の拡大:排出量が増加する一方で、処理能力が追いつかない事態も。

こうした課題に対しては、行政・事業者・市民が一体となった取り組みや、技術革新を活かした再資源化の促進が必要です。

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まとめ

産業廃棄物の適正処理は、法令順守だけでなく、企業の社会的責任や持続可能性の観点からも極めて重要です。排出事業者は処理フローの各段階を理解し、信頼できる業者と連携しながら適切に管理していくことが求められます。

また、再資源化や環境配慮型の取り組みを積極的に取り入れることで、企業イメージの向上やコスト削減にもつながります。正しい知識と対策をもとに、産業廃棄物処理のベストプラクティスを実践していきましょう。


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