コンクリートブロック処分方法| 企業が知るべき産業廃棄物のルールとリサイクルのコツ

事業活動で出たコンクリートブロックの処分は、法律に従って適切に行わなければ、罰則や環境問題に繋がる可能性があります。
本記事では、企業担当者向けに、コンクリートブロックを産業廃棄物として正しく処分する方法や、リサイクルを利用してコスト削減と環境配慮を両立する方法を解説します。
建築業者様や企業様でコンクリートブロックの処分にお悩みの方はご相談ください!

コンクリートブロックの分類:一般廃棄物と産業廃棄物の違い
企業が廃棄するコンクリートブロックの多くは「産業廃棄物」に分類されます。
産業廃棄物とは、事業活動に伴って排出される廃棄物のことで、建設現場や工場で出るコンクリートブロックはこれに該当します。
一方で、「事業系一般廃棄物」とは、事業所で出る紙くずや生ごみなど日常的な廃棄物を指します。コンクリートブロックは通常このカテゴリには含まれず、自治体が回収しないケースがほとんどです。処分前に自治体や専門業者へ確認しておくことが重要です。
コンクリートブロックの処分方法
企業がコンクリートブロックを処分する方法は主に以下の通りです。
① 産業廃棄物処理業者に依頼する
最も一般的で確実な方法です。許可を持つ業者に依頼すると、法律遵守が容易で、安全性とコンプライアンスを同時に確保できます。多量の場合、費用交渉も可能なため、経済的なメリットもあります。
処理費用は重量や運搬距離で変動します。事前に複数社から見積もりを取り、明確な費用内訳を確認することを推奨します。
② リサイクルや再利用
コンクリートブロックは再資源化が可能なため、環境負荷を低減しつつ処分費用を抑えることができます。具体的には、粉砕したものを道路の下地材(路盤材)や再生骨材として新しい建設プロジェクトに活用します。CSR(企業の社会的責任)の一環としても評価されるため、積極的に検討すると良いでしょう。
リサイクル活用事例
- 路盤材としての活用:コンクリートブロックを粉砕し、道路や駐車場の基礎部分に使用します。
- リサイクル骨材:品質管理を徹底することで、新たなコンクリート製品の原料として再利用します。
- DIYや造園での再利用:良好な状態のブロックを花壇や敷地の境界に再利用するケースもあります。
③ 自治体や外構業者を活用する
自治体や外構工事業者への依頼で、比較的低コストでの処分が可能な場合があります。ただし、自治体によっては事業で使用したコンクリートブロックを回収対象外としていることも多いため、事前確認が必ず必要です。外構業者は撤去作業を兼ねて引き取るケースもあり、一括依頼によるコスト削減のメリットがあります。
自治体回収の確認ポイント
- 自治体ごとに回収基準が異なるため、事前にルールを確認する。
- 数量やサイズに制限があるかをチェック。
- 自治体指定の処分施設へ持ち込みが必要か確認。
④ 不用品回収業者を利用する
迅速な処分が可能ですが、許可業者であることの確認が不可欠です。不用品回収業者を利用するメリットは運搬や処理を一括して依頼でき、作業効率が上がることです。ただし、業者が産業廃棄物処理の許可を持っていない場合は違法行為にあたりますので注意してください。
不用品回収業者選定の注意点
- 必ず産業廃棄物収集運搬業許可を持つ業者を選ぶ。
- 複数社の相見積もりで料金を比較する。

コンクリートブロック処分の費用相場
処分費用は地域や依頼方法によって異なります。平均的には、産業廃棄物業者の場合は重量単位で料金が設定され、概ね1個あたり500円~2,000円の範囲が多いです。不用品回収業者では、処分費と運搬費を合わせて1個あたり1,000~2,000円程度です。複数業者に見積もりを取り、費用とサービス内容を比較しましょう。
安全管理と法令遵守:マニフェストの重要性
産業廃棄物の処理にあたり、マニフェスト(産業廃棄物管理票)の作成と管理は法律で義務付けられています。収集運搬業者がマニフェストを発行し、処理業者が処分を完了させるまでのプロセスを記録・保管する必要があります。
マニフェスト管理のポイント
- マニフェストは必ず発行し、適切に管理・保管する。
- 不適切な管理や不法投棄は、企業責任となり罰則の対象になる。
- 作業者の安全対策(保護具着用、重量物取り扱いの訓練など)を徹底する。

【企業向け】コンクリートブロックの捨て方に関する、よくある質問と回答
Q1:企業で出たコンクリートブロックは何ゴミに分類されますか?
企業から排出されるコンクリートブロックは「産業廃棄物」の中でも「がれき類」に分類されます。家庭ごみとして処分することはできず、専門業者に依頼して処分する必要があります。
Q2:少量でも産業廃棄物処理業者に依頼する必要がありますか?
はい。企業活動で出たコンクリートブロックは、量の多少にかかわらず産業廃棄物扱いです。必ず許可を持つ産業廃棄物処理業者に依頼しましょう。
Q3:産業廃棄物処理業者の選び方のポイントは?
処理業者が都道府県または政令市から産業廃棄物処理の許可を得ているかを必ず確認しましょう。信頼性のある業者を選ぶためには、実績や口コミを確認したり、複数業者の見積もりを比較したりすることが有効です。
Q4:コンクリートブロックの処分費用の相場は?
処分費用の相場は業者や地域、量によって異なりますが、1トンあたり数千円~1万円前後が一般的です。具体的な金額については、事前に複数の業者から見積もりを取って比較しましょう。
Q5:自社でコンクリートブロックを運搬してもいいですか?
自社で運搬するには産業廃棄物収集運搬の許可が必要です。許可がない場合は、運搬も含めて許可業者に依頼する必要があります。
Q6:処理を依頼する場合、必要な書類は何ですか?
主に「産業廃棄物管理票(マニフェスト)」が必要になります。これは廃棄物が適正に処理されたことを証明する重要な書類です。処理業者に必ず発行してもらい、大切に保管しましょう。
Q7:マニフェストの保管期間はどのくらいですか?
法律上、マニフェストは5年間の保管義務があります。適切に保管して、行政からの確認や指導にも対応できるようにしておきましょう。
Q8:リサイクル可能な場合はありますか?
はい。コンクリートブロックはリサイクル可能な産業廃棄物です。再生砕石や路盤材として再利用される場合が多いため、リサイクルを推進している業者を選ぶと環境保護にも役立ちます。
まとめ:企業が押さえるべきコンクリートブロック処分のポイント
コンクリートブロックを適切に処分するためには、以下の点を確認しましょう。
- 自社のコンクリートブロックが産業廃棄物かを確認する。
- 処分方法(産業廃棄物業者、リサイクル、自治体・外構業者、不用品回収業者)を比較検討する。
- 処分費用を複数社で比較する。
- 安全管理とマニフェストの管理体制を整える。
法律を遵守し、安全かつ環境に配慮した方法でコンクリートブロックの処分を行い、企業としての信頼性を高めましょう。

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[著者]

経歴:2019年にエコブレインに入社。以降5年間、広報部での経験を活かし、環境保護の重要性を広めるための活動に尽力している。特にデジタルマーケティングとコンテンツ制作に強みを持ち、多くの記事を執筆している。
趣味: 読書、ヨガ、カフェ巡り
特技: クリエイティブライティング、データ分析とマーケティング戦略立案