観葉植物の処分方法!土・植木鉢・枯れてしまったときはどう捨てる?
観葉植物の処分方法!土・植木鉢・枯れてしまったときはどう捨てる?
観葉植物の分別方法や土、植木鉢やプランター、枯れてしまった観葉植物の土の捨て方についてだけではなくお得に捨てる方法についても、詳しくご紹介しておりますので是非参考にしてください。
観葉植物の分別方法は?
観葉植物は、植物と土・植木鉢に分けてそれぞれ各自治体のルールに従って捨てる必要があります。
それでは、植物・土・植木鉢(プランター)の捨て方についてみていきましょう!
植物の捨て方
植物は、一般的に燃えるごみ・普通ごみ・可燃ごみ、大きい植物の場合は、粗大ごみとなる場合があります。
捨てる際は必ず、植物についた土をしっかり落としてからゴミ袋に入れるようにしましょう。
例えば東京都江東区では、観葉植物は「燃やすごみ」ですが大きい観葉植物は、30cmくらいに切って出す必要があります。
土の捨て方
土は、一般ごみではなく「自然物」として扱われるため多くの自治体では土をごみとして捨てることはできません。
そのため、土を処分するには以下の方法で処分を行いましょう。
- 方法①:家の庭や畑にまく
- 方法②:ホームセンターの土回収サービスを利用する
一部のホームセンターでは、使用した園芸用土を回収しています。
ただし、回収を依頼する店舗で新しく土を購入した場合に限るなどホームセンターにより異なりますので、必ず確認をしてください。
島忠ホームズやユニディでは、購入時のレシートが必要ですが、購入した土の量を超えない範囲で古い土を回収をしてもらうことができます。
- 方法③:購入した園芸店やホームセンターに引取ってもらう
- 方法④:不用品回収業者に回収を依頼する
家に庭がない時や購入時のレシートがない時、新規で土を購入する予定がない時は不用品回収業者を利用するのが便利かもしれませんね。
また、東京都中央区では中央区在住の方を対象に、園芸で利用した土を回収しリサイクルを行っています。このように、まれに自治体でも土の回収を行っているところもあるため、住んでいる地域で回収を行っているか調べると良いでしょう。
植木鉢・プランターの捨て方
各自治体ごとにルールが異なりますが、一般的に以下に分類されます。
- プラスチック製の場合:「資源ごみ」または「可燃ごみ」
- 陶器製の場合:「燃やさないごみ」または「陶器・ガラス・金属ごみ」
例えば川崎市の場合、植木鉢はプラスチック製・陶器製どちらも「普通ごみ」として出し最長辺が50cm以上のものは粗大ごみとなります。
世田谷区の場合、プラスチック製の植木鉢は「可燃ごみ」、陶器製の植木鉢は「不燃ごみ」、一辺の大きさが30cm以上のものは「粗大ごみ」となります。
また、割れてしまった植木鉢は、厚紙などで包み「ワレモノ注意」など危険があることが分かるようにして出しましょう。
枯れてしまった観葉植物の捨て方
枯れてしまった観葉植物の捨て方も植物と同様に一般的に「可燃ごみ」として分類されます。
枯れた植物をずっと置いていると運気が下がると言われていることもありますので、枯れてしまった場合は悲しいですが早めに処分しましょう。
枯れてしまった観葉植物の土の捨て方
【 土の再生方法 】
①まず土をしっかり乾燥させる
②古い植物の根っこや葉っぱ、石などの異物を取り除く
③黒いビニール袋や遮光性のある袋に入れて日光に当てる(熱消毒・殺菌をする)
④肥料や培養土、ミネラルなどを混ぜる
以上の方法で古い土を再利用することができます。
しかし、もう観葉植物を育てない場合や古い土は捨てたい…というときは土の捨て方の方法で処分しましょう。
ただ、枯れてしまった観葉植物に使用されていた土は害虫や病原菌がいる可能性があります。庭や花壇にまいてしまうと、植物がうまく育たない原因となる可能性があります。
観葉植物をお得に捨てるには?
観葉植物は、フリマアプリで売ることができます。
フリマアプリとは、インターネット上のフリーマーケットのような物で簡単に不用品を出品・売却することができます。
しかし、出品・梱包・発送や購入者とのやり取りなど手間がかかる上に、植物が傷まないようしっかり梱包する必要がありますので、フリマアプリで観葉植物を送りたいときは細心の注意が必要です。
店舗数は多くはありませんが、観葉植物の引取りをしているリサイクルショップもあります。再販売を目的としているため、状態や品種によっては引取りをしてもらえない場合もありますので、注意が必要です。
例えば、神奈川県東京都千葉県だけでも6店舗ほどリサイクルショップがありました。すぐに処分したいときや店舗が近くにあるとき、持込ができるときは利用を検討してみるのもいいかもしれません。
観葉植物の捨て方に関するよくある質問
Q.観葉植物を捨てるときの風水への影響は?運気は下がる?
A.観葉植物を捨てるときは、植物への感謝の気持ちをもって処分をしましょう。
観葉植物は、邪気を吸ったり払ったりしてくれるとも言われているので、背負った代わりに枯れてしまったかもしれません。
枯れた植物をそのままにしておくと、運気が下がるとされていますので感謝の気持ちを忘れずに適切に処分しましょう。
Q.フェイクグリーンや造花の観葉植物の捨て方は?
A.フェイクグリーンや造花の観葉植物は、主にポリウレタンやポリエチレンなどのプラスチックからできています。捨てるときは、可燃ごみか資源ごみとして分類されます。
各自治体によって異なりますので、住んでいる地域のルールを確認しましょう。
Q.観葉植物の木の捨て方は?
A.一般的に、観葉植物の枝や幹、葉っぱ、根っこの部分は「燃えるゴミ」に分類されます。大きい場合は、切断するか粗大ごみとして処分しましょう。
Q.観葉植物の砂の捨て方は?
A.観葉植物の砂も、土同様に一般的にごみとして捨てることができません。
庭にまくか引取りが可能なホームセンターに依頼する、不用品回収業者に依頼して処分をしましょう。海や川に、砂や土、石を捨てるのは法律により禁止されています。
観葉植物の捨て方のまとめ
ここまで、観葉植物の処分方法について分別方法や捨て方、捨てる以外の処分方法についてもご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
観葉植物は、花や野菜と違い世話の心配がなくついつい増やしがちですが枯れてしまったときや不要になったときは適切に処分することが必要となります。
この記事を参考に快適な暮らしを手に入れましょう!
[著者]
経歴:2019年にエコブレインに入社。以降5年間、広報部での経験を活かし、環境保護の重要性を広めるための活動に尽力している。特にデジタルマーケティングとコンテンツ制作に強みを持ち、多くの記事を執筆している。
趣味: 読書、ヨガ、カフェ巡り
特技: クリエイティブライティング、データ分析とマーケティング戦略立案