古い洗濯機を賢く処分！安全で簡単な手順を紹介

洗濯機は家電リサイクル法の対象

洗濯機は家電リサイクル法に定められた対象家電の一つです。これは、再利用可能な資源を効率的に回収し、環境保護に貢献するための法律で、テレビや冷蔵庫、エアコンなども含まれています。このため、洗濯機を粗大ごみとして処分することはできません。適切な処分を行わないと、法律に違反する可能性があります。

👇リサイクル法に関しての詳細は以下の記事をご確認ください👇

コラム：家電リサイクル法とは？事業所から排出される家電はどうする？

洗濯機の処分にかかる費用

洗濯機を処分する際には、「リサイクル料金」と「収集運搬料金」の2種類の費用が発生します。

• リサイクル料金：主なメーカーでは、洗濯機のリサイクル料金は2,530円（税込）と。なっています。
  　 この料金は、再資源化のために必要な費用です。メーカーによって料金が異なることがあるため、事前に確認しておくとよいでしょう。
• 収集運搬料金：家電量販店や業者が自宅まで回収に来る場合、別途で収集運搬料金がかかります。
  　 この料金は2,000〜5,000円程度で、業者や店舗によって異なります。回収業者のサイトや電話で確認することをお勧めします。
  
  

洗濯機の処分方法5選

洗濯機の処分方法は主に以下の5つが考えられます。自分の状況に合った方法を選びましょう。

1. 家電量販店に依頼する

もし新しい洗濯機に買い替える予定があるなら、購入する家電量販店に引き取りを依頼するのが最も簡単です。
多くの店舗では、買い替え時に洗濯機を引き取り、リサイクル料金と収集運搬料金をまとめて支払うことでスムーズに処分が完了します。

2. 家電リサイクル協力店に持ち込む

家電リサイクル協力店は、家電リサイクル法に基づいた適切な処理を行う店舗です。
協力店の一覧は、自治体のウェブサイトで確認できることが多いです。持ち込みや訪問回収のどちらにも対応している店舗もあります。

3. 自治体の紹介する回収業者を利用する

自治体のウェブサイトでは、家電の適切な処分を行う業者を紹介しています。
これらの業者は自治体の認可を受けているため、信頼性が高く、安心して依頼できます。違法業者に依頼すると、不法投棄などの問題が発生する恐れがあるので注意が必要です。

4. 指定引取場所に自分で持ち込む

コストを抑えたい場合は、家電メーカーが指定した引取場所に自分で持ち込むことも可能です。
運搬費がかからないため、リサイクル料金のみで処分できます。ただし、運搬の際には洗濯機の大きさや重さに注意し、怪我や破損を防ぐようにしましょう。

5. リサイクルショップで売却する

まだ使用可能な洗濯機であれば、リサイクルショップに売却することも選択肢の一つです。
特に、購入から10年以内の製品は、買取対象となる可能性が高いです。査定を受けて、納得できる価格で売却することができれば、処分費用が不要になります。

洗濯機の捨て方に関するよくある質問

Q1. 洗濯機を処分する際、自治体の回収は利用できますか？

A1. はい、自治体の粗大ごみ回収を利用することができますが、洗濯機は「家電リサイクル法」に該当するため、通常の粗大ごみとしては回収できません。指定業者や家電量販店に引き取りを依頼するか、家電リサイクル券を購入し、指定の場所に持ち込む必要があります。

Q2. 洗濯機のリサイクル料金はいくらですか？

A2. 洗濯機のリサイクル料金はメーカーやサイズにより異なりますが、一般的には約2,500円程度です。さらに、収集運搬料金が加わるため、事前に確認しておくと良いでしょう。

Q3. 家電量販店での引き取りサービスはどのように利用しますか？

A3. 新しい洗濯機を購入する際に、古い洗濯機の引き取りを依頼することができます。購入時にリサイクル料と収集運搬料を支払い、配送時に古い洗濯機を引き取ってもらうのが一般的な流れです。店舗や通販でも同様のサービスが提供されています。

Q4. 引越し業者でも洗濯機の処分を依頼できますか？

A4. 一部の引越し業者では、引越しと同時に不要になった家電の回収や処分を行ってくれるサービスがあります。ただし、リサイクル料や収集運搬費が別途かかることがあるので、事前に料金や対応可否を確認しましょう。

Q5. 洗濯機を無料で処分する方法はありますか？

A5. 洗濯機を無料で処分する方法は、近所でリサイクルショップや中古家電買取業者に引き取ってもらうことです。動作に問題がない場合や比較的新しい場合は、買取も期待できます。ただし、条件によっては引き取ってもらえない場合もあります。

Q6. 洗濯機の不法投棄はどうなりますか？

A6. 不法投棄は法律で厳しく罰せられており、罰金や懲役刑が科される可能性があります。環境や地域社会に悪影響を及ぼすため、必ず正規の処分方法を利用してください。

Q7. 壊れている洗濯機でもリサイクルできますか？

A7. はい、壊れている洗濯機でもリサイクル対象です。家電リサイクル法に基づき、再利用可能な部品や材料が取り出されますので、正常に動かない場合でも適切に処分しましょう。

Q8. 小型の洗濯機でもリサイクル法に従う必要がありますか？

A8. はい、サイズに関わらず洗濯機は家電リサイクル法の対象です。小型の洗濯機でも、適切な手続きを行ってリサイクル処分する必要があります。

まとめ：最適な処分方法を選びましょう

洗濯機の処分方法には、さまざまな選択肢があります。自分に合った方法を選んで、スムーズかつコストを抑えて処分しましょう。洗濯機の処分でお困りの場合は、まずは家電量販店やリサイクルショップ、自治体の紹介する業者に相談してみるのが良いでしょう。