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食器の正しい処分方法ガイド:素材別に分かりやすく解説

コラム

食器の正しい処分方法ガイド:素材別に分かりやすく解説

2024/10/07
使わなくなった食器が家に溜まってしまい、処分するタイミングを逃している方は少なくないでしょう。
欠けた皿や古いカトラリーなど、どう捨てたら良いかわからない食器類も、素材ごとに適切な処分方法があります。この記事では、食器の処分方法を素材別に紹介し、大量の食器をスムーズに手放す方法についても解説します。ぜひ参考にして、適切に処分しましょう。

食器の捨て方を素材別に解説

食器と一口に言っても、陶磁器、ガラス、金属、プラスチックなど様々な素材があります。
それぞれの処分方法を知っておくことで、スムーズに片付けることができます。以下に各素材別の捨て方をまとめました。

陶磁器やガラス製の食器は「燃えないゴミ」

陶磁器やガラスでできた食器は、多くの自治体で「燃えないゴミ」に分類されます。
これらは割れやすいため、新聞紙や古い布で包み、収集員が安全に回収できるようにしましょう。そのままゴミ袋に入れると、食器が割れて怪我をする恐れがあります。地域によっては、収集袋に名前を書くことを求められる場合もあります。
各自治体のルールに従い、安心して処分できるよう準備しましょう。

金属製の食器は「金属ゴミ」

金属製の食器、例えばステンレスやアルミで作られたものは、多くの場合「金属ゴミ」として処分されます。
自治体によっては、ゴミ袋に入れて出すか、回収ボックスに直接入れる形式が異なるため、事前に確認することが重要です。

また、細かな金属製の食器をまとめて出す際は、破損や紛失を防ぐため、しっかりと袋に入れて処分してください。

プラスチック製の食器は「燃えるゴミ」

プラスチック製の食器は、ほとんどの自治体で「燃えるゴミ」に分類されます。ただし、自治体によっては「燃えないゴミ」として扱われる場合もあるため、事前に確認が必要です。品川区のように、プラスチック製品を「資源」として処分する地域もあります。



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リサイクルショップで再利用できる食器を売る

未使用の食器や贈答品として受け取ったが使わなかった食器は、リサイクルショップで買い取ってもらうのも良い選択肢です。
特にブランド品や未使用品は高値がつくことがあります。ただし、使用済みの食器は衛生上の理由で買取を断られるケースもありますので、事前に確認しておきましょう。

リサイクルショップの買取手続きは、店舗に持ち込み、査定を受けて買取価格を提示してもらう流れになります。査定が混み合うこともあるので、時間に余裕を持って行くことをおすすめします。

不用品回収業者に依頼してまとめて処分

多量の食器を一気に処分したい場合や、他の不用品も一緒に処分したい場合は、不用品回収業者に依頼するのが便利です。不用品回収業者は家庭やオフィスから出る様々な不用品をまとめて回収してくれるので、大きな食器類や大量の不要物を自分で運ぶ手間が省けます。

業者によっては、自宅まで回収に来てくれるサービスや、直接持ち込みできるサービスも提供しています。手軽に処分できるため、重い荷物を持ち運ぶ必要がない点が大きなメリットです。

不用品回収業者を利用する際の注意点

回収業者を選ぶ際には、必ず市町村から「一般廃棄物収集運搬業」の許可を受けた業者に依頼することが大切です。無許可の業者は不法投棄や高額な請求を行うことがあるため、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。

食器の処分方法に関するよくある質問

Q1: 割れた食器はどうやって処分すればいいですか?

A1: 割れた食器は自治体によって異なりますが、一般的には「不燃ごみ」や「陶磁器ごみ」として処分することが多いです。割れた部分で怪我をしないように、新聞紙などに包んで「割れ物」と明記して出すと良いでしょう。

Q2: 使わなくなった食器はリサイクルできますか?

A2: 多くの陶磁器やガラス製の食器はリサイクルが難しいため、不燃ごみとして処分されることが多いです。ただし、一部のリサイクルセンターでは陶器類を回収している場合もあるので、自治体のルールを確認してください。

Q3: まだ使える食器を捨てるのはもったいないのですが、どうすればいいですか?

A3: 使える食器を捨てるのがもったいない場合、リサイクルショップやフリマアプリ、寄付を検討すると良いでしょう。特に、食器類を受け付けている福祉施設や支援団体に寄付することも可能です。

Q4: 大量の食器を一度に処分したい場合、どうすればいいですか?

A4: 大量の食器を一度に処分する場合、粗大ごみとして自治体に回収を依頼するか、不用品回収業者に頼むことを検討してください。回収料金が発生する場合もあるので、事前に確認することをおすすめします。

Q5: 食器に金属が含まれている場合はどう処分すればいいですか?

A5: 食器に金属装飾がある場合や、取っ手などに金属が使われている場合でも、多くは「不燃ごみ」または「陶磁器ごみ」として処分されます。ただし、食器の素材に応じて分類方法が異なる可能性があるため、自治体のゴミ分別ルールを確認しましょう。

Q6: 電子レンジ対応のプラスチック製食器の処分方法は?

A6: プラスチック製の食器は「可燃ごみ」として処分されることが多いです。ただし、耐熱性や電子レンジ対応の食器の場合でも、基本的にプラスチックとして扱われるため、ゴミの分類に従って処分してください。

食器の処分方法まとめ


  • 陶磁器・ガラス製の食器は「燃えないゴミ」
  • 金属製の食器は「金属ゴミ」
  • プラスチック製の食器は「燃えるゴミ」

未使用の食器はリサイクルショップに持ち込むことができ、複数の不用品がある場合は、不用品回収業者にまとめて依頼することが便利です。地域のルールに従って、適切な方法で不要な食器を処分しましょう。



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[著者]

Y・T
名前: 鈴木 音葉 (Otoha Suzuki)
経歴:2019年にエコブレインに入社。以降5年間、広報部での経験を活かし、環境保護の重要性を広めるための活動に尽力している。特にデジタルマーケティングとコンテンツ制作に強みを持ち、多くの記事を執筆している。
趣味: 読書、ヨガ、カフェ巡り
特技: クリエイティブライティング、データ分析とマーケティング戦略立案

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