ネッククーラーやアイスリングは流して捨てていいの?危険な捨て方をする前に確認するポイント
実は危ないネッククーラーの捨て方を種類別に解説。家の排水溝を詰まらせる前に知っておくべき注意点を紹介。
ネッククーラーを捨てたい!そう思って調べると全然情報が出てこない、私が持ってるのはアイスネックリングなのに、調べて出てくるのはエアコンタイプのネッククーラーでいったい何ゴミなのかも分からない。当時の説明書は捨ててしまって分からない。そんな方のために、ネッククーラーの種類別に捨て方を纏めました。ネッククーラーを正しく捨てないと、家庭の排水溝や環境に深刻な影響を与える可能性があります。はたまたゴミ捨て場や回収車が炎上するといった事も…!この記事では、種類別に正しい捨て方を解説します。近年、暑さ対策として人気が急上昇しているネッククーラーですが、その捨て方が知られていないため、誤った処分方法が問題となっています。特に中身を流してしまうケースが多発しており、排水溝の詰まりや環境汚染を引き起こしています。この記事の目的は、ネッククーラーの種類別に正しい捨て方をまとめ、読者が誤った方法で捨ててしまわないようにすることです。また、誤った捨て方がもたらす影響についても詳しく説明します。ネッククーラーの正しい捨て方解説
ネッククーラーは夏の暑さを和らげるために多くの人が利用していますが、正しい捨て方を知らないと環境に悪影響を与えることがあります。本記事では、ネッククーラーの種類別に注意点と正しい廃棄方法を詳しく解説します。
まず、ネッククーラーにはPCM素材、ペルチェ素子、冷却プレート、半導体冷却、大風量ファンなどの種類があります。それぞれの特性に応じた正しい捨て方を確認しましょう。
ネッククーラーの種類についての紹介
ネッククーラーにはさまざまな種類があります。それぞれの機能や用途を理解することが、適切な選択と正しい処分方法の理解につながります。ここでは、PCM素材、ペルチェ素子、冷却プレート、半導体冷却、大風量ファンといった主要なネッククーラーの種類について解説します。これにより、あなたに最適なネッククーラーを見つけ、その適切な利用方法と廃棄方法を知ることができます。
PCM素材 ネッククーラー
PCM?なにそれ?って思う方は中に液体の入った18℃で凍る(固まる)首につけるアイスリングって言えば分かりやすいかもしれないです。
PCM素材を使用したネッククーラーは、その冷却効率と持続性から多くの人に利用されています。安価で軽量かつ水道水などで冷やす事で繰り返し使える為、気軽に外で冷えてるのを購入し使い終わったら家にため込んで、いつの間にか家にいっぱいある!って人もいるのではないでしょうか?しかし、この素材には特有の捨て方が必要です。中の液体はPhaseChangeMaterial(PCM:相転移物質)という油の一種で宇宙飛行士の為にNASAが開発したものだそうです。固体化と溶解の相変化を繰り返すため何度でも利用が可能です。1年間で10%程容量が減るそうですが、寿命は特にないそうです。アイスリングという名前で一躍有名となりましたが、人体に害はないと記載があるものの捨て方には言及されていません。後ほど詳細を記載しますが中身を流し台に捨てて水で流すと配管の中で凍ります。一発アウトです。
18℃と28℃で固まるのは何が違うの?
ネッククーラーの固まり温度には18℃と28℃があります。それぞれの温度で固まる素材が異なるため、用途や使用感が変わってきます。例えば、18℃で固まるネッククーラーは冷却効果が高く、即冷感を得たい場合に適しています。効果時間は20分程度です。一方、28℃で固まるネッククーラーは長時間にわたって穏やかな冷却効果を提供します。1時間程度持続しますが-1℃下がる程度です。
ただ、中には蓄冷剤を入れただけの物や水を入れただけの物、吸水シートのようなゲル状のものを入れただけの物もありますので購入の際は注意してください。捨て方に関しては両方とも下記に記載した捨て方と同じ方法で捨てることが出来ます。
業者様などで大量に在庫を抱え込んでいて処分したい、一々分別して処分は出来ない!って方がおりましたら弊社エコ・ブレインでも処分を承っておりますのでお気軽にご相談ください。
保冷剤やスーパー冷却チルテインと違うの?
チルテインや保冷材は寒剤塩や吸水性ポリマー等を加えたマイナス保冷材です。
凍る温度は0℃ですが、物によっては8時間効果が持続したりします。ドライアイスのように低温火傷を起こすこともないので取り扱いが比較的楽です。ただ、スーパー冷却チルテインは冷凍食品や生鮮食品を保冷するための者であり本来の用途とは違います。また寒剤塩はメーカーにより混ぜてある物質が違います。まれに毒性のあるものもある為、注意が必要です。詳しくは保冷材https://www.ecobrain.co.jp/news/news.php?id=183のページをご参照ください。
ペルチェ素子 ネッククーラー
ペルチェ素子は電子冷却装置の一種で、金属のプレートが付いているネッククーラーというと分かりやすいかもしれません。特定の条件下で温度差を生み出す特性を持っています。これにより、冷却効果が期待できるため、ネッククーラーに採用されることが多いです。この冷却技術を活用するメリットは、迅速に気温を下げることができる点にあります。しかし、同時に電力消費が高くなるというデメリットも知っておく必要があります。
有名どころでいうとソニーのREON POCKET5やワークマンで販売されているものがあげられます。またペルチェ素子の特性上冷温対応可能なため、夏場だけではなく冬でも一年中使えるものが御座います。
ペルチェ素子を使用したネッククーラーは、バッテリーやUSB給電で動作し、短時間で強力な冷却効果を提供します。これにより、真夏の外出時やスポーツの最中でも快適な状態を維持できます。ただし、その強力な冷却効果にはかなりの電力が必要となり、バッテリーの持ち時間が短くなることや、電力供給が切れると冷却機能が停止してしまうというデメリットもあります。
ペルチェ素子を使用したネッククーラーは、家庭での熱中症対策や、アウトドア活動時の冷却手段として非常に有用です。しかし、効率的に使用するためには、電力消費と冷却効果のバランスを適切に理解しておくことが大切です。まずは使用シーンを想定し、必要な冷却性能とバッテリー持続時間をしっかりと確認してください。技術の進歩に伴い、より消費電力の少ない製品も出てきているため、最新のモデルを比較検討することをお勧めします。最新のタイプですと7時間程度持つものが主流となって来ています。
一方、ペルチェ素子を使うと言う事はリチウム電池が入っていることがほとんどです。使用を間違えると感電や発火などけがの原因になります。水につけたり、ファンに指を入れたりなどしないように気を付けるとともに捨て方に関しては種類ごとに注意して処分する必要があります。基本的には燃えないゴミか電子ゴミです。詳細は下の事項に記載します。
冷却プレート ネッククーラー
ペルチェ素子とほぼ一緒ですが、仕組みとしてはヒートシンクを冷やして冷却するタイプが多く、その場合はペルチェのように温める機能が無いため冬に使う事は難しいことが多いです。ただその分、原始的なつくりをしている為ペルチェ素子より安価なことが多いです。冷却プレートを使用したネッククーラーは、持続的に冷却効果を提供する優れたアイテムです。これは冷却プレートが温度を均一に維持する能力を持っているため、長時間使用しても安定した冷却効果を期待できるからです。この特徴により、例えば暑い夏日に外出する際に使用することで、首周りを長時間にわたって涼しく保つことができ、熱中症のリスクを軽減します。ファンを回すだけな為、電池の持ちも長く一回の充電で16時間使えるものなどもあります。
冷却プレートを活用することで、快適さを維持しながら体温調節をサポートできるため、特に高温環境での活動が多い方には非常におすすめです。デスクワーク中やスポーツ時、さらには通勤途中でも、冷却プレートの効果で首元を快適に保つことができます。体温調節が難しい時期には必須アイテムとして活用すると良いでしょう。ファンを使う関係上電池が入っていることが大半です。ただ電力が少ないため乾電池で動くタイプも多々ありそこがペルチェ素子タイプと異なる部分です。場合によってはプラゴミや燃えないゴミで普通に出せる事が御座います。後ほど電池別に解説いたします。
半導体冷却 ネッククーラー
ペルチェ素子の事を半導体冷却を言う事があります。恐らくメーカー商戦の一種でいろんな名前になって居るのだと思われます。「半導体冷却ネッククーラーは、他のタイプに比べて高効率で急速な冷却性能を持っています。半導体冷却技術は、効率的に電気エネルギーを利用して熱を移動させるため、短時間で効果的に温度を下げることができます。
例えば、外気温が高い炎天下でも、半導体冷却ネッククーラーは短時間で涼しさを提供し続けることができます。半導体冷却ネッククーラーは、効率的に急速な冷却を提供するので、夏の暑さ対策に非常に有効です。」
解説もこのような感じで、ほぼ一致しているのでペルチェ素子と一緒と思っていただいて平気かと思います。当記事では同様の物として扱います。
ネッククーラーの種類別の分別方法
家庭で使用されるネッククーラーは、その種類によって適切な分別と廃棄方法が変わります。正しい分別方法を知ることは、環境保護と安全性の向上に繋がります。各タイプのネッククーラーに対する特定の分別方法をご紹介します。それぞれの方法をしっかりと理解し、正しく廃棄するためのガイドラインをご覧ください。
PCM素材 ネッククーラー(アイスリング)捨て方
PCMネッククーラーを廃棄する際は新聞紙やキッチンタオルなどに吸収させて燃えるごみに出してください。
念のため、各自治体に確認を取ったほうが良いですが、基本的には油の捨て方と同じ方法で処分をします。
外装に関してはプラゴミになりますが、東京都葛飾区のように自治体により油で汚れたプラ容器は可燃ごみ指定されている場合が御座います。その場合、外装は可燃ごみになりますのでご注意ください。
もし、手についてしまった場合はそのまま流すのではなく可能な限りティッシュなどでふき取ってから石鹸で洗うようにしてください。そうする事で排水溝に流れる量を極力減らす事を出来ます。
以下に似たような物の処分方法を例として記載しております。
アイスリング・クールネックリングの捨て方
アイスリングの中に入っている保冷剤や液体は絶対に水道に流してはいけません。これらの物質は下水処理場で処理される前に途中で固まり、結果として配管詰まりを引き起こす可能性があるためです。そのため、アイスリングの中身は紙類に吸わせ袋などに包み、燃えるゴミとして出しましょう。
アイスリング自体は、基本的にプラスチック製の場合が多いため、プラスチックごみとして処分する必要があると勘違いされやすいです。各自治体の指示に従い捨てる必要がありますが、基本的には油の扱いになる為「油で汚れたプラスチック容器」で調べて頂き具体的な分別方法やゴミの日などは、各自治体のホームページや広報紙を確認して、適切に処理してください。例を出しますとリサイクルに力を入れている神奈川県川崎市はプラごみになりますが、東京都葛飾区では可燃ごみ扱いとなります。
また、捨てる際には、保冷剤が完全に溶けた状態で捨てることが推奨されます。これは、万が一の漏れや破裂を防ぐための安全対策です。不要になったアイスリングは、製品の素材ごとに分別し、大切に処理するよう心がけましょう。
SUO・植物性PCMの捨て方
上記の物と捨て方は同じです。中身は紙類に吸わせ袋などに包み、燃えるゴミとして出しましょう。
ペルチェ素子 冷却プレート付のネッククーラーの捨て方
ペルチェ素子・冷却プレート付きのネッククーラーは特別な方法で廃棄する必要があります。これは、ペルチェ素子および冷却プレートには一般的なゴミとして廃棄するのが難しい材料や成分が含まれているためです。適切に処分しないと環境への悪影響や安全上のリスクがあるため、安全に処理するためには専門的な廃棄方法を取る必要があります。
分解して電池を取り外せる物でしたら電池は電池ゴミや資源ごみ、取り外した本体は可燃ごみで処分します。
可能であればモーターや基板などは資源ごみや金属ゴミで処分する事が環境上望ましいですが、難しいようでしたら自治体の指示に従い金属ゴミまたは可燃ごみで処分しましょう。ジャンルとしてはプラスチック製おもちゃと同一扱いになります。
電池に関してはリチウム電池でしたら自治体のリサイクルボックスまたは販売店への返却になります。乾電池の場合取り外して残りは可燃ごみで処分します。リチウム電池は鋭利なもので突き刺すなど衝撃を加えると発火・発煙する恐れがあります。無理に分解せずに分解が困難と判断した場合販売元や自治体に相談してください。販売元が不明な中国製や輸入品などは回収不可のお店も多くあります。購入する際は処分はどのようにするのか確認してから買うように致しましょう。
回収不可になってしまった不明なものなどは弊社で有償にて処分が可能です。回収費用と処分費用を頂きますが適切に破棄致します。どうしてもお困りの場合ご相談ください。(※1個からでもお引き受け可能ですが、海外品や不明品は非常に高額になる事が多いです。処分ご依頼の際は一度ご連絡のちお見積りをしてからお送りくださいますようお願い申し上げます。)
最後に、ペルチェ素子冷却プレート付きのネッククーラーは特殊な電池や物質が含まれていることが多く、単純に廃棄するのが難しい製品であるため、購入店へ返却できない場合は専門のリサイクル方法を選ぶ必要があります。
弊社ではこういった処分が難しいものや悩ましい物の処分を承っておりますので、業者様で不良在庫を抱えて処分を検討している場合などお気軽にご相談ください。
ネックファン 捨て方
ネックファンには電子部品やバッテリーが含まれているため、法律に違反することで罰則の対象になる可能性もあります。
具体的な捨て方としては、地域の家電リサイクルセンターに持ち込むか、指定の回収ボックスに入れる方法があります。地域によっては自治体の指定施設で無料回収が行われている場合もあるため、事前に確認しておくと便利です。また、多くの販売店では古い家電を引き取ってもらえるキャンペーンを実施しているため、購入先の店に相談するのも一つの方法です。
基本的に分解できないものが多く、処分が難しいものとなります。
また無理に分解する事で発火の原因にもなる為、注意してください。
大量にある場合やどうしても処分に困っている場合はお気軽にご連絡ください。
その他、似てるけど別物
ヒヤロンの捨て方
ヒヤロンの中身には化学物質が含まれております。具体的に水と尿素と硝酸アンモニウムが入っております。これらが混ざる事で吸熱反応を起こし冷たくなります。こういった瞬間冷却材は燃えるゴミや可燃ごみ扱いになっております。
裏面には燃えないゴミとしてお捨てくださいとありますが基本的に燃えるごみで捨ててしまって問題ございません。(※東京都の場合)
ごみ捨ての分別が細かい所は不燃ごみの場合もありますので、念のため自治体にご確認ください。
AIで検索すると中身を分別してくださいと表示されますが、絶対にしないでください。
トイレに流すとつまりや成分によりパイプが溶解し水漏れの原因になります。
土やプランターに戻すといいという話もありますが、硝酸アンモニウムは確かに肥料として使用されておりますが土壌が酸性に傾き、また含まれているほかの成分が植物を枯らす場合もありますので真似をしないようにしましょう。
アイスノンソフトの捨て方/冷却枕の捨て方
プラスチックごみでお捨てください。※公式ホームページより
https://www.hakugen-earth.co.jp/products/sanitation/post_276.html
不凍ゲル・凍結ゲル・断熱シートの構成になっておりプラスチックや保冷剤など異なる素材が使用されているため素人が分解した場合、中身が飛び散る場合が御座います。破裂してしまった場合は布なので吸い取り燃えるごみで処分してください。
ネッククーラーを捨てる際の注意点
ネッククーラーを廃棄する際には、いくつかの重要な注意点があります。正しく廃棄しないと、環境や自宅のインフラに悪影響を及ぼすことがあるため、この記事ではネッククーラーを正しく安全に捨てるためのポイントについて詳しく解説します。
まず、ネッククーラーを捨てる際に、保冷剤の中身を水道に流さないようにしましょう。保冷剤の中には有害物質が含まれていることがあり、これが水道管を詰まらせたり、水質を汚染したりする可能性があるためです。例えば、ヒヤロンやアイスノンなどの保冷剤に含まれる成分が排水管で固化し、詰まりの原因となります。また、水質汚染により、環境や生態系に影響を与える恐れがあります。
ゴミとして出す際には、保冷剤を取り除き、指定の方法で分別して捨てましょう。各地域や自治体のごみ分別ルールを確認し、適切に対処することが重要です。これによって環境保護へとつながり、住まいの安全も確保できます。
保冷剤の中身を水道に流してはいけない
保冷剤の中身を水道に流してはいけません。これは重要なポイントです。保冷剤には化学物質が含まれており、これが下水道システムや環境に悪影響を及ぼす可能性があるからです。具体的に言えば、保冷剤に含まれる化学物質が河川や湖沼に流れ込むと、水生生物に害を及ぼし、結果的に生態系全体に影響を与える可能性があります。そのため、保冷剤の中身を適切に処分することが非常に重要です。
例えば、保冷剤に使われている成分には、カルボマーやポリアクリル酸ナトリウムなどの高吸水性ポリマーが含まれていることがあります。これらの成分が環境中に放出されると、土壌や水質の汚染を引き起こし、長期間にわたり自然環境への影響が続くことがあります。家庭内での対策としては、保冷剤の中身を新聞紙やキッチンペーパーに吸わせてから、可燃ごみとして捨てる方法があります。
またPCMは18℃で固まる性質上、金属配管の温度で固まります。固まってしまうとそこにごみなどが蓄積しつまりの原因になります。
得体のしれない物は流さず何かにしみこませて捨てるようにしましょう。
そのまま可燃ごみに出してはいけない
電池駆動式のネッククーラーをそのまま可燃ごみに出すことは避けるべきです。ネッククーラーには様々な素材や電池が含まれており、適切に処理しないと事故につながる可能性があります。例えば、一部のネッククーラーにはリチウムイオン電池が使用されています。これが焼却処理されると爆発する危険性があります。また、特定の素材が燃焼時に有害なガスを発生させることもあります。
環境保護と安全のために、ネッククーラーは適切な分別と処理が必要です。多くの場合、ネッククーラーは販売店による小型家電リサイクルプログラムや家電量販店の回収サービスを利用することがおすすめです。これにより、電池や特定の素材を安全に分解・リサイクルすることができます。自分の地域での回収方法や分別ルールについては、必ず自治体のホームページや問い合わせ窓口で確認しましょう。
ネッククーラー処分に関してのよくある質問
ネッククーラーの処分方法について疑問を持つ方が多いです。ここでは、よくある質問とその回答をご紹介します。
まず、ネッククーラーの種類に応じた処分方法は重要です。PCM素材やペルチェ素子、冷却プレートなどのネッククーラーは、それぞれ異なる処分方法が指定されています。具体的には、可燃ゴミや不燃ゴミに分別する必要があります。
また、保冷剤の中身を水道に流してはいけないことも前項で説明したように重要な注意点です。不適切な処理は環境問題や事故につながる可能性がありますので、適切な方法で処分することが大切です。
ネッククーラーの処分方法に関して不明点があれば、自治体の問い合わせ窓口に相談するのが最も確実です。
クールリングはどのゴミに出せばいいですか?
クールリングは地域のゴミ処理ルールに従って適切に処分する必要があります。
東京都ではクールリングを「燃えるゴミ」として出せます。
PCM素材は人体に害はありませんか?
PCM素材は一般的に人体に害はありません。理由として、PCM(Phase Change Material、フェーズチェンジマテリアル)は身体に害を与えない非毒性の物質で作られています。例えば、PCM素材は工業分野や医療分野でも広く利用されており、安全性が確認されています。このため、PCM素材が使用されているネッククーラーは安全性が高く、日常的に安心して使用することができます。したがって、PCM素材のネッククーラーを使用しても人体に有害な影響を及ぼすことはなく、熱中症対策や冷却効果を得る際にも安心して使用することができます。
もし触ってしまった場合は、ティッシュなどで水分をふき取り石鹸などで綺麗に洗ってください。そのまま水で流すと固まる事があるので注意です。
アイステンスの捨て方は?/ネックリングの捨て方は?
東京都ではアイステンスを「燃えるゴミ」として出せます。
アイスリングは燃えるゴミですか?
アイスリングは多くの自治体では燃えるゴミとして処分できます。アイスリングの素材は通常、可燃性のプラスチックや布で作られており、一般的な家庭ごみとして捨てることができます。また、中身の保冷剤が特別な危険物質を含んでいない限り、燃えるゴミに出すことが可能です。
例えば、東京23区や大阪市などの自治体では、アイスリングは燃えるゴミとして収集しています。ただし、保冷剤の中身を完全に取り除き、素材が乾燥した状態で出す必要があります。
首ひんやりリングの捨て方は?
東京都では首ひんやりリングを「燃えるゴミ」として出せます。
クールネックはゴミとして捨てられますか?
可燃ごみとして捨てられます。
冷凍ハンギングネックエアコンはどう捨てますか?
アマゾンで買われて処分に困っている方を多く見受けられます。リチウム電池も入っておりますので各自治体にご連絡して頂き処分方法を仰いでください。海外製品が多く分解すると発火する事が多いと聞いております。時間が立つと発火する事もある為、あまり放置せずに処分を決めたら早めに処分をお勧めします。
有害ごみじゃないのですか?
一般ごみとしては有害ごみではありませんが、事業ごみとした場合有害ごみに該当する場合が御座います。お気軽にご相談ください。
ネッククーラーの捨て方のまとめ
・ごみの分類としては基本的に可燃ごみ
・PCMなどの破れた液などは布に吸わせて可燃ごみ
・リチウム電池は自治体や店舗の回収ボックスへ
・乾電池は電池ゴミまたは資源ごみ
・金属パーツなどは資源ごみや金属ゴミへ
・無理に分解をしない
ネッククーラーの処分はエコブレインまで
ネッククーラーの廃棄が難しいと感じる場合は、弊社に処分を依頼することが最善の方法です。エコブレインは不要な電子機器や冷却デバイスを含め処分を専門に行っており、適切かつ環境に優しい方法で処理いたします。
ネッククーラーの処分に困ったら、今すぐエコブレインに問い合わせてください。専門チームが迅速かつ丁寧に対応し、安全かつ効率的にあなたのデバイスの廃棄のお手伝いを致します。
単品では一般回収に出した方がお安いですが、他にも不要な電子機器等もまとめて処分することも可能ですので処分に困ったらぜひエコブレインまでご相談ください