気になる!企業の経費削減方法
2020年初頭から世界を震撼させた新型コロナウイルス感染症。その影響は各地で今なお続いています。外出を自粛する新しい生活様式「ステイホーム」が生まれたり、長期化が予想されるコロナウイルスとの共生・共存していく「ウィズコロナ(Withコロナ)」という言葉も登場しました。
コロナは経済活動に多大な影響を与えています。巣ごもり需要により通販利用や出前利用の拡大によりEC業界、中食業界では業績が向上している企業が多くみられます。一方、集団での会食を控えるようになったことから外食業界、不要不急の外出・遠出を避けるため観光・宿泊業界、百貨店業界などでは業績の落ち込みが見られました。
上記は一部の業界を例にあげましたが、他のさまざまな業界でもコロナによる変化が見られます。行政からも給付金や助成金の給付などの対応が取られていますが、落ち込んだ業績も戻す、または盛り上げていくために、他にも対策を講じていきたいところ。そのためにまず、会社の経営にかかっている経費削減が挙げられるでしょう。
コロナ禍の影響に関わらず、会社の運営や経営効率向上のために、コストは1円でも少なくしたい!というのが本音だと思います。
では、企業で実施されている経費削減のアイデアは、どんなものがあるのでしょうか?
例えば、コンビニ大手の一角である、株式会社セブンイレブン・ジャパンが取り組んだコスト削減策。それは「伝票・帳票のペーパーレス化」と「電力代の削減」です。
セブンイレブンでは、従来伝票や帳票などがすべて紙であり、その枚数はなんと2億枚を超えていました。紙代をはじめ、紙データの保管コストや事務処理コストも非常にたくさんかかることになります。
そこで、セブンイレブンでは会計システムを刷新、伝票や帳票をデジタル化へと変えていきました。これにより、年間約14億円のコスト削減を達成し、さらにさまざまなデータをいつでも確認できるよう体制を整備したことで、生産性の向上にも繋がっていったそう。
また、全国展開24時間営業のセブンイレブン、どの店舗でも共通のコストの1つである電力代の削減。具体的には、店内照明のLEDへ切り替えたり、空調温度設定を高くするなどといった節電対策に取り組みました。その結果、電力の使用料金を1ヶ月で約27%削減することに成功したようです!
さらに、バイタル社が開発した節水型泡沫自動水栓機を採用し、1分あたり3.5リットル使用していた水を1分あたり2リットル削減し、節水にも取り組んでいるようです。
よく取り組まれている経費削減策は?
では、企業でよく取り組まれている経費削減策には、どんなものがあるのでしょうか?
⇒初期設定や用紙の変更(フルカラー→モノクロ/小さいサイズの用紙へ変更)。コピー機の保守メンテナンス頻度を見直す。
②ペーパーレス化を推進する
⇒会議での資料コピー配布を廃止。領収書や申請書等も紙からデータベースへ。
③消耗品のコストを抑える
⇒ネット購入、まとめ買いで節約。ストックの過剰分を見直すことも効果的。
④水道・光熱費を減らす
⇒エアコン使用時間の制限や設定温度の見直し。場合によっては電力会社の見直しも視野に入れる。
⑤通信費を節約する
⇒社用電話の契約見直しや不要な電話回線の解約。プロバイダ変更でネット通信コストを削減。
⑥賃料を下げる
⇒レイアウトの見直しだけでも。テレワーク導入で出社人数を減らすなども。
⑦人件費の費用対効果を高める
⇒マニュアル化やシステム導入で効率化を図る。
⑧出張費・交通費の見直し
⇒宿泊先・移動ルートの最適化や、管理方法の見直しやシステム導入を検討する。
⑨数値を見える化
⇒実際にかかっている経費を可視化することで無駄が見えたり、経費削減の取り組みへのモチベーション向上が期待できる。
「経費削減」の言葉からは上記の方法が思いつきやすいのではないでしょうか。
見落とされがちなコストダウンの方法もあるのです。それは「ゴミ処理コスト」です!
見落としがちの「ゴミ処理コスト」
基本的にどの業種においてもゴミ(廃棄物)は排出されるもの。普段の生活でも出るものなので、「経費削減」と考えるとなかなか思いつかないかもしれませんし、省くことなんてできないのではと思うことも多いでしょう。
しかし、「ゴミ処理コスト」の内訳を見てみると、無駄なコストがかかっている部分が案外たくさんあったりするもの。長年ゴミ問題の解決に携わってきたエコ・ブレインは、ゴミのコンサルプロとしてさまざまな企業の「ゴミ処理コスト」削減を成功させてきました。
エコ・ブレインがご提案してきたコスト削減例
11店舗経営するあるラーメン店様では、年間約948万円のゴミコストがかかっていました。ゴミコストの内訳を調査し、生ごみと多くの段ボールが可燃ごみとして回収されている実態を把握。生ゴミの水切り、段ボールの分別の徹底などを図ることで、ゴミの量の減量やリサイクルを可能としました。その結果、ゴミコストは年間約808万円まで削減、15%のコストダウンを達成しました!
⇒コストダウンに成功!
廃棄物処理・害虫被害・水回りの汚泥処理など、すべてバラバラで契約していた業者を、エコ・ブレインでは一本化することができます。そうすることで、企業・店舗が抱えるゴミ問題の可視化とコスト削減を図ることができます。新規業務もまるごとお願いすれば割安館たっぷりです。
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